#アフィリエイト広告(PR)を含みます
谷中・谷根千の基本の情報と、知ると面白い由来・逸話、意外と知られていない見どころ、いまの催しをまとめています。
上野の山の北に続く、寺と路地の町。明暦の大火のあとに寺が集まり、いまも約60の寺が残る寺町に、昔ながらの谷中銀座と、約10haの谷中霊園がある。「谷根千」は谷中・根津・千駄木の頭文字で、1984年に生まれた地域雑誌の名前から広まった。
| 時間 | 町の散策はいつでも。谷中銀座の店の営業時間は店ごとに異なる |
|---|---|
| 休み | 谷中銀座は店ごとに異なる |
| 料金 | 散策は無料。朝倉彫塑館は一般500円、小・中・高校生250円 |
| 朝倉彫塑館 | 9:30〜16:30(入館は16:00まで)。月曜・木曜休み(祝日は開館)、10〜12月に1週間ほどの臨時休館あり |
| 住所 | 谷中銀座:東京都台東区谷中3-13-1/谷中霊園:東京都台東区谷中7-5-24 |
| 行き方 | 谷中銀座へは日暮里駅から徒歩約5分、千代田線千駄木駅 道灌山口から徒歩約3分。谷中霊園へは日暮里駅から徒歩約5分 |
2026/10/27に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式も見てください。
出典:GO TOKYO: Yanaka Ginza、GO TOKYO「谷中霊園」、LIVE JAPAN「谷中銀座商店街」、台東区芸術文化財団 朝倉彫塑館 案内
日暮里駅から寺と霊園の道を歩き、夕方に夕やけだんだんから谷中銀座へ下りて千駄木で帰る、坂を下る向きの一本道がキョウチカのおすすめ。総菜を買い食いしながら、最後に夕焼けを待てる。
見どころは名所というより「通りの景色」。古い塀、大きなヒマラヤスギ、銭湯だったギャラリーなど、地図に大きく載らないものを探しながら歩くのが向いていそう。
「谷中」の名は、上野台と本郷台の間の谷にあることから呼ばれたとされる(ほかの説もある)。文献に初めて出てくるのは戦国時代の1559年で、北条氏の家臣・遠山弥九郎の領地だった。江戸時代には幕府の領地となり、のちに寛永寺(東叡山)の領地になった。
慶安年間(1648〜1652年)のあとに寺が集まり、寺町ができた。1657年の明暦の大火のあとの区画の整理で、日本橋のあたりの寺が谷中へ移され、そのうち約60の寺がいまも残る。『世界大百科事典』は江戸のころの谷中を「谷中八丁に九十八ヵ寺」と書いている。
1874年(明治7年)、戊辰戦争で傷んだ天王寺の寺地の一部が公共の墓地になり、いまの谷中霊園が始まった。戦後の大きな開発をまぬかれた古い町並みは、1984年創刊の地域雑誌『谷中・根津・千駄木』によって「谷根千」の名で知られるようになった。
出典:コトバンク「谷中」、ニッポン旅マガジン「観音寺築地塀」、東京都建設局「谷中霊園の現況」、現代ビジネス「「谷根千」夕焼けだんだん」
谷中霊園の中に、天王寺の五重塔の跡がある。塔は1644年に建てられ、1772年の目黒行人坂の大火で焼けたあと、1791年に建て直された。高さ約34.18mのケヤキ造りで、関東でいちばん高い五重塔だった。戊辰戦争の上野の戦いの火事もくぐり抜け、幸田露伴の小説『五重塔』のモデルとして知られる。
その塔が1957年7月6日、放火心中で焼け落ちた。いま残るのは花崗岩の礎石49個(中心の礎石は約90cm四方)だけで、都の旧跡になっている。焼け残った下の部分の木材は、1961年に建てられた毘沙門堂に使われた。
約10ha、約7,000基の墓がある谷中霊園には、十五代将軍徳川慶喜、実業家の渋沢栄一、政治家の鳩山一郎、画家の横山大観、「オッペケペー節」の川上音二郎、俳優の長谷川一夫、横綱の常ノ花・柏戸などが眠る。
「明治の毒婦」と呼ばれた高橋お伝の墓もある。お伝は1876年に殺人の罪で捕らえられて死刑になり、仮名垣魯文が『高橋阿伝夜刃譚』に書いた。
天王寺は富くじの興行でも知られ、湯島天神・目黒不動と並ぶ「江戸の三富」と呼ばれた。『日本大百科全書』は、寺が集まった谷中のようすを「谷中は墓と富籤(とみくじ)」と表している。
天王寺はもとは日蓮宗の感応寺で、1698年に天台宗に改め、1833年に天王寺と名を変えた。
彫刻家の朝倉文夫(1883〜1964年)は1907年に谷中に住まい兼アトリエを構え、1935年の増改築でいまの建物のほとんどができた。中庭は水面が大半を占める「五典の水庭」で、5つの大きな石に仁・義・礼・智・信の名が付いている。
彫塑の塾では園芸が必修で、塾生は屋上の庭で野菜を育てた。朝倉は猫を好み、たくさん飼っていた。館には猫の彫刻を並べた部屋がある。2008年に国の名勝になり、約4年半の修復を経て2013年10月29日に再び開いた。
谷中七福神は江戸のころから自然にできた七福神めぐりで、ニッポン旅マガジンは東京でもっとも歴史があるとしている。7か所がすべて寺で、天王寺の毘沙門天、長安寺の寿老人などを回り、上野の不忍池の弁天堂で終わる。
御朱印をいただけるのは、ご開帳の1月1日から10日までだけ。
谷中の植木屋は、育てた菊を見せるために菊の花で人形を飾り、「団子坂の菊人形」は1910年まで秋の名物だった。1984年からは、それをよみがえらせる谷中菊まつりが開かれている。
出典:LIVE JAPAN「猫の聖地「谷根千」フォトスポット3選」、現代ビジネス「「谷根千」夕焼けだんだん」、地球の歩き方「谷根千散策」、ニッポン旅マガジン「観音寺築地塀」、美術手帖「SCAI THE BATHHOUSE」、ニッポン旅マガジン「天王寺・五重塔跡」
谷中は道が細く、駅から歩くのが基本。バスは車内で現金100円か交通系ICで払う均一運賃。ドアは自動で開くので手で触らない。22時〜翌5時は2割ほどの深夜割増。タクシーはアプリでも呼べる。GO は英語に対応し、海外の電話番号とカードで使える。Uber は東京ではタクシー会社の車を呼ぶ形、DiDi は2026年の初めから23区などで外国人も S.RIDE のタクシーを呼べるようになった。
出典:東京都産業労働局 アクセシブル・ツーリズム(上野・谷中)、駅探:日暮里駅の出口、Japan Experience: Tozai Megurin Bus Yanaka、文京区:コミュニティバス「Bーぐる」のご案内、乗換案内NEXT:谷中銀座・よみせ通り(台東区コミュニティ)、Lonely Planet(タクシー)、Tabimania Japan(タクシー)、Japan Taxi Apps for Tourists: GO, Uber, DiDi and S.RIDE(2026年10月12日)
所要時間を書いた資料は見つからなかったので、時間はキョウチカの見立て。朝倉彫塑館まで入るなら、半日(3時間ほど)みておきたい。朝倉彫塑館は月曜・木曜が休み。
出典:ニッポン旅マガジン「谷中霊園」、ニッポン旅マガジン「天王寺・五重塔跡」、地球の歩き方「谷根千散策」、美術手帖「SCAI THE BATHHOUSE」、ニッポン旅マガジン「観音寺築地塀」、台東区芸術文化財団 朝倉彫塑館 案内、LIVE JAPAN「猫の聖地「谷根千」フォトスポット3選」
| 1月1日〜10日 | 谷中七福神めぐり。御朱印はこの期間だけ |
|---|---|
| 春(桜) | 谷中霊園のさくら通りのソメイヨシノ(霊園の大きな木248本のうち108本がソメイヨシノ)。天王寺のあたりには、江戸のころ名物だったウコン桜が残る |
| 8月上旬 | 谷中銀座の夏祭り |
| 秋 | 谷中菊まつり(菊人形・鉢植えの菊の販売・屋台・行列など) |
| 夕方(一年中) | 夕やけだんだんの上から、商店街に沈む夕日 |
出典:ニッポン旅マガジン「谷中七福神」、東京都建設局「谷中霊園の現況」、ニッポン旅マガジン「谷中霊園」、GO TOKYO: Yanaka Ginza、観光庁 多言語解説文データベース「谷中菊まつり」、LIVE JAPAN「猫の聖地「谷根千」フォトスポット3選」
谷中銀座は約170mに約70軒、アメ横は約500mに約400軒。谷中銀座は1950年ごろから続く住宅地の中の商店街で、アメ横は駅と駅をつなぐ闇市生まれの市場。
キョウチカの見立て:寺と路地をゆっくり歩き、総菜を少しずつ食べたいなら谷中、にぎわいと各国の食べ物ならアメ横。日暮里から上野へは山手線で2駅なので、夕方に谷中、夜にアメ横というつなぎ方もできる。
出典:LIVE JAPAN「谷中銀座商店街」、東洋経済オンライン「谷中銀座《夕焼けだんだん》」、ニッポン旅マガジン「アメ横」
出典:LIVE JAPAN「猫の聖地「谷根千」フォトスポット3選」、コトバンク「谷中」、ニッポン旅マガジン「谷中七福神」
注目の催し
日付と人数を選んで、そのまま予約・購入できる催し
10/30(金) 14:00〜16:30
区の子育て・交流施設のハロウィンパーティー。14時から16時30分まで、クイズに正解すると特別なお菓子、今年は迷路も。仮装OK、事前申込不要(当日1階で13時45分〜15時45分に受付)、定員なし。
くわしく見る →10/14(水)〜10/31(土) 10:00〜17:00
谷根千のまち全体を会場に、作家や職人、まちの人による75企画の「まちかど展覧会」。赤い「。」の手ぬぐいが目印で、6か所をめぐるスタンプラリーも。時間は企画ごとに違います。
くわしく見る →11/2(月) 11:00〜11:30
東京文化財ウィークに合わせた特別ガイドで、重要文化財の旧寛永寺五重塔に見られる動物のモチーフを探す。定員25名・当日先着順で、10:50から五重塔前で受付。雨天決行で、砂利道のため歩きやすい靴で参加する。
くわしく見る →
11/6(金) 10:45〜11:30
乳幼児と保護者向けに、玉入れやかけっこなどで運動会気分を楽しむ会です。会場は2階多目的室で、定員は10組です。申込は1階事務室か電話で受け付けています。
くわしく見る →10/24(土)〜11/8(日) 11:00〜18:00
陶芸の技法を中心に、色鮮やかで質感豊かなオブジェや、生命と自然の循環をテーマにした立体・平面作品を並べる造形作家の個展。初日24日の17時からフルートの生演奏あり。
くわしく見る →10/30(金)〜11/8(日) 13:00〜19:00
心の中の扉や内と外を分ける「見えない境界」をテーマにした3人展。ガラスの大塚麻由、鉱石と向き合うkopfkino、柗井圭太郎の新シリーズを展示。月〜水休廊。
くわしく見る →10/31(土)〜11/8(日) 10:00〜17:00
先端芸術表現科・古川聖教授の退任展。アルゴリズム作曲やコンピュータ音楽から脳科学・AI・アートとケアまでの仕事を、体験型作品や記録映像で紹介。会期中無休。
くわしく見る →11/3(火・祝)〜11/8(日) 12:00〜19:00
中性子ラジオグラフィという科学の目と出会って描いた「気配」の作品展(Quantum Art)。根津の小さなギャラリーで、作家は会期中毎日在廊。
くわしく見る →11/6(金)〜11/8(日) 10:00〜20:00
東京の酒屋が日本酒・焼酎300種以上を1杯ずつ売る屋外の角打ちイベント。純米と本醸造の利き酒体験、ご当地グルメの屋台、ステージもある。雨天決行(荒天中止)、11/8は19時以降入場無料。
くわしく見る →11/11(水) 15:00〜17:00
西日暮里ふれあい館の創作室で行う特別な工作の日。この日のテーマは「つかめる水」で、定員20人。受付は16:40まで(未就学児は16:30まで)。対象は小学生と、保護者同伴の未就学児。来館時に入館表へ名前を書き、初めての人は入館登録カードを記入する。
くわしく見る →11/11(水)〜11/15(日) 10:00〜17:00
藝大大学院・保存修復日本画研究室の学生と教員による創作展。古典絵画の修復や技法・材料の研究をもとに制作した作品を並べる。5日間のみ。
くわしく見る →11/13(金)〜11/18(水) 10:00〜18:00
日暮里繊維街のファッションデザインコンテスト2026で、4,310点の応募から選ばれた受賞・入選作品40点を展示。最終入場は17時45分。期間中、繊維街の参加店で2,000円以上買ったレシートを見せると先着700人に記念品。
くわしく見る →11/21(土) 14:00 開演
台東区のアマチュアオーケストラが演奏するクラシックの演奏会。上野浅草室内管弦楽団が重要文化財の旧奏楽堂で演奏する。13時30分開場。未就学児は入場できない。
くわしく見る →12/2(水) 18:00 開演
荒川区とウィーン・ドナウシュタット区の友好都市30周年を記念したリサイタル。ウィーン生まれのピアニスト、ミトラ・コッテが出演。18時30分開演、未就学児は入場不可。
くわしく見る →11/21(土)〜12/5(土) 10:00〜17:00
1915年に東京美術学校へ留学した胡根天の卒業制作《自画像》や資料と、現役生・卒業生の作品で日中の交流をたどる。11/22は国際シンポジウム(無料・申込不要)。
くわしく見る →10/14(水)〜12/6(日) 17:30〜19:30
東京国立博物館の庭園を夜に開き、池のほとりの紅葉をライトアップして歩く「歩行禅」の催し。17:30〜19:30、金・土と11/1・2・22は21時、11/13は21時30分まで(入場は30分前まで)。月曜休み(11/2・23・30は開催、11/24は休み)。チケットに特別展「大徳寺」の観覧券つき、中学生以下は入場無料。坐禅プログラムは別料金の予約制。
くわしく見る →7/18(土)〜12/13(日) 09:30〜16:30
画家・書家の中村不折が根岸の自邸に開いた書道博物館の開館90周年企画展。名品を一挙に公開し、館の歩みも紹介。後期は10月6日から。
くわしく見る →7/18(土)〜12/27(日) 09:30〜16:30
谷中の朝倉文夫のアトリエ兼住居で、猫をはじめとする朝倉の動物彫刻が一堂に会する特別展。朝倉が集めた動物や昆虫モチーフの美術工芸品も並ぶ。月・木休館、会期中に約1週間の臨時休館予定あり。
くわしく見る →11/19(木)〜1/11(月) 09:30〜17:30
「光で読む」「時で読む」「言葉で読む」など五つの読み方で作品と世界との関わりにふれる無料の企画展。ジャコメッティ、谷川俊太郎、砂澤ビッキらの5名。
くわしく見る →11/14(土)〜3/28(日) 09:30〜17:30
オルセー美術館のコレクション約110点で、ミレー、ルノワール、モネ、ゴッホらが描いた19世紀の「いま」の暮らしと喜びを紹介。金曜は20時まで。
くわしく見る →このページの催しが多いエリアから、レストランを日時・人数で探せます(一休.comレストラン)
PR・一休.comレストランの予約ページがひらきます(バリューコマースのアフィリエイトリンクです)。
町の散策はいつでも。谷中銀座の店の営業時間は店ごとに異なる
散策は無料。朝倉彫塑館は一般500円、小・中・高校生250円
谷中銀座へは日暮里駅から徒歩約5分、千代田線千駄木駅 道灌山口から徒歩約3分。谷中霊園へは日暮里駅から徒歩約5分
「谷中」の名は、上野台と本郷台の間の谷にあることから呼ばれたとされる(ほかの説もある)。文献に初めて出てくるのは戦国時代の1559年で、北条氏の家臣・遠山弥九郎の領地だった。江戸時代には幕府の領地となり、のちに寛永寺(東叡山)の領地になった。慶安年間(1648〜1652年)のあとに寺が集まり、寺町ができた。1657年の明暦の大火のあとの区画の整理で、日本橋のあたりの寺が谷中へ移され、そのうち約60の寺がいまも残る。『世界大百科事典』は江戸のころの谷中を「谷中八丁に九十八ヵ寺」と書いている。1874年(明治7年)、戊辰戦争で傷んだ天王寺の寺地の一部が公共の墓地になり、いまの谷中霊園が始まった。戦後の大きな開発をまぬかれた古い町並みは、1984年創刊の地域雑誌『谷中・根津・千駄木』によって「谷根千」の名で知られるようになった。
夕やけだんだんは荒川区、谷中のヒマラヤスギ、観音寺の築地塀、銭湯だったギャラリー、大名時計博物館、五重塔跡の礎石など。
2026年10月27日時点の掲載分です。行く日や出発する駅からさがすときは、トップページが便利です。
週末どこ行く?をインスタでもキョウチカのインスタ @kyochika.tokyo をフォローすると、東京の催しのおすすめが届きます →毎週木曜、東京の週末のまとめをインスタグラム @kyochika.tokyo で配信しています。ホーム画面に追加すると、アプリのように開けます。
掲載しているのは、会場や主催者の公式ページ、または公式のインスタグラムで確認できた催しです。内容は変わることがあり、売り切れや休館もあるので、出かける前に公式ページを確認してください。距離は直線、所要時間はおおよその目安です。写真は会場やその周辺のイメージで、催しそのものの写真ではありません。当サイトはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
運営:株式会社SEEKER CREATIVE STUDIO(このサイトについて・運営者情報)