
京都の祭り
2026年 秋の特別拝観
嵐山を借景にした「獅子吼の庭」と田村能里子の障壁画を公開。庭園の受付終了は16:45。本堂の公開は16:30まで。
- 会期
- 10/3(土)〜12/6(日)
- 時間
- 09:00〜17:00
- 会場
- 宝厳院
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
- 最寄り駅
- 嵐山駅
- 料金
- 大人700円、小中学生300円。本堂特別公開は別途志納料
どんな催し?
嵐山の山並みを庭園の一部として取り込む「獅子吼の庭」が秋の姿を見せる。宝厳院の庭園は、中国に二度渡った禅僧・策彦周良によって作庭されたと伝わる回遊式山水庭園である。紅葉の色彩だけでなく、苔の緑、巨石の輪郭、背景の山並みを一つの景色として鑑賞したい。本堂では画家・田村能里子による障壁画「風河燦燦三三自在」も特別公開される。古い庭園と現代の絵画表現をあわせて鑑賞できる機会である。「獅子吼」という名には、仏が教えを説くという意味が込められている。
見どころ
- 嵐山を借景とする回遊式山水庭園「獅子吼の庭」
- 策彦周良が作庭したと伝わる庭園
- 苔、巨石、紅葉が組み合わさる景色
- 田村能里子による障壁画「風河燦燦三三自在」
- 宝厳院と弘源寺の割引共通券も販売
- こんな人に
- 日本庭園、禅文化、嵐山の紅葉、現代の日本美術に関心がある人。
行く前に知っておくこと
- 特別拝観の事前予約は不要。
- 本堂の公開は庭園と別料金で、公開終了時間も異なる。
- 昼夜入替制。昼の拝観券では夜間拝観への入場や再入場はできない。
- 庭園の回遊路は舗装されていない。三脚・一脚とペットの同伴は禁止。
なぜ宝厳院の庭には「獅子」の名が付いているのか
宝厳院は1461年、聖仲永光を開山として創建された臨済宗天龍寺派の寺院である。もとは現在の上京区にあり、室町幕府の管領を務めた細川頼之ゆかりの建物を寺としたと伝わる。応仁の乱による兵火などを経験し、豊臣秀吉の保護を受けて再建された歴史を持つ。
寺は移転を重ね、2002年に現在地で再興された。庭園は「獅子吼の庭」と呼ばれ、嵐山を借景とする回遊式山水庭園である。獅子吼とは、仏が教えを説くことを獅子の咆哮にたとえた仏教の言葉である。
庭園は禅僧・策彦周良によって作庭されたと伝わる。自然の山並みを庭の背景として取り込む借景の技法により、庭の内側だけで景色が完結しない構成となっている。苔や石、樹木、遠くの山が一体となって庭を形づくる。
宝厳院の庭園は、自然を切り離して眺めるのではなく、周囲の風景も含めて感じる場所である。だから紅葉の色彩だけに目を奪われず、庭の向こうに続く嵐山の景色を見てほしい。
昔、宝厳院は嵐山にあった?
嵐山の紅葉を借景にした美しい庭で知られる宝厳院。しかし、この寺は最初から嵐山にあったわけではない。1461年、聖仲永光禅師を開山に迎えて創建された寺で、もとは京都市上京区の禅昌院町にあった。細川頼之の昭堂を寺院にしたと伝えられる。応仁の乱では兵火に遭い、その後、豊臣秀吉の庇護を受けて再建された。
宝厳院は移転を重ね、1972年には天龍寺の塔頭である弘源寺の境内に置かれた。現在の場所へ移って再興されたのは2002年である。いま観光客を迎える「獅子吼の庭」は、嵐山を背景として巨岩と緑を配した回遊式庭園だ。古い京都の庭園案内書「都林泉名勝図会」にも掲載された庭として知られている。寺の長い歴史と庭の風景が、現在の嵐山で出会っている。
だから宝厳院を歩くときは、足元の苔や石だけでなく、その奥に見える嵐山まで視線を伸ばしてほしい。庭の外にある山を景色に取り込むことで、京都の庭園は敷地の境界を越えて広がっているのだ。
よくある質問
- 2026年 秋の特別拝観はどんな催し?
- 嵐山の山並みを庭園の一部として取り込む「獅子吼の庭」が秋の姿を見せる。宝厳院の庭園は、中国に二度渡った禅僧・策彦周良によって作庭されたと伝わる回遊式山水庭園である。紅葉の色彩だけでなく、苔の緑、巨石の輪郭、背景の山並みを一つの景色として鑑賞したい。本堂では画家・田村能里子による障壁画「風河燦燦三三自在」も特別公開される。古い庭園と現代の絵画表現をあわせて鑑賞できる機会である。「獅子吼」という名には、仏が教えを説くという意味が込められている。
- 2026年 秋の特別拝観はいつ?
- 2026年10月3日から2026年12月6日までです。
- 2026年 秋の特別拝観は何時から何時まで?
- 09:00から17:00までです。
- 2026年 秋の特別拝観の料金は?
- 大人700円、小中学生300円。本堂特別公開は別途志納料。
- 2026年 秋の特別拝観の会場と最寄り駅は?
- 宝厳院(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36)。最寄り駅は嵐山駅です。
京都で、ほかにも
11/13(金)〜12/6(日) 日没〜20:00(受付は19:40まで)
豊臣秀吉が築いた御土居に約350本の紅葉が広がる。ライトアップは日没から20時まで、19時40分受付終了。北野大茶湯ゆかりのお菓子付き。
くわしく見る →




