京都の博物館・烏丸御池・二条城
京都国際マンガミュージアムガイド

京都国際マンガミュージアムは、明治時代に開校した龍池小学校の校舎を利用したマンガの博物館である。約30万点の資料を所蔵し、約5万冊のマンガを自由に手に取って読める。木造の廊下や古い階段など、学校だった時代の建築を残しながら、マンガを研究・保存・公開する文化施設となっている。
キョウチカの見立て
まず学校建築と常設展示を見てからマンガの壁で好きな作品を探すと、博物館と図書館の両方の面白さを味わえる。展示中心なら60〜90分程度、読書も楽しむなら2〜3時間以上を見込みたい。二条城や京都文化博物館、烏丸御池の町歩きと組み合わせるとよい。
拝観・行き方
- 拝観・開館時間
- 10:00〜17:00、最終入館16:30
- 休み
- 毎週水曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間。臨時変更あり
- 料金
- 大人1,200円、中学生・高校生400円、小学生200円。20名以上の団体は大人960円、中学生・高校生320円、小学生160円。年間パスポートは大人6,000円、中学生・高校生3,600円、小学生1,200円
- 予約
- 個人入館券は当日の券売機またはオンラインで購入可能
- 行き方
- 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅2番出口から北へ徒歩2分
- 住所
- 京都府京都市中京区烏丸通御池上る金吹町452
- 最寄り駅
- 烏丸御池駅
2026-10-28に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式ページで確かめて。
出典:京都国際マンガミュージアム 開館時間・料金、京都国際マンガミュージアム 交通アクセス、京都国際マンガミュージアム よくあるご質問、京都国際マンガミュージアム マンガの壁
なぜマンガの博物館が、古い小学校の中にあるのか?
京都国際マンガミュージアムが使っているのは、かつての龍池小学校の校舎である。龍池小学校は明治2年(1869)11月1日、上京第二十五番組小学校として開校した。これは全国的な学制が定められる以前のことであり、地元の町衆が教育のために資金を集めて設立した学校だった。建設には学区の人々が寄付した二千両が使われた。
龍池小学校は長く地域の教育を担ったが、児童数の減少などを背景に平成7年(1995)、周辺の小学校と統合された。その後、校舎は京都市と京都精華大学の共同事業によってマンガの博物館へ生まれ変わった。現在の建物は1928年の講堂・体育館、1929年の本館、1937年の北館などを活用している。
京都国際マンガミュージアムは、マンガを単なる娯楽としてではなく、保存・研究する文化資料として扱う。約30万点の収蔵資料には、江戸時代の戯画、明治時代の雑誌、戦後の貸本、現代の作品、海外のマンガなどが含まれる。かつて子供が学んだ校舎に、今は世界中の読者がマンガを読みに集まる。だから本棚だけでなく、古い校舎の階段や廊下を見てほしい。
出典:京都国際マンガミュージアム 龍池小学校について、京都国際マンガミュージアム よくあるご質問、京都国際マンガミュージアム マンガの壁
昔、このあたりは何だった?
烏丸御池周辺は、京都の町衆が暮らしてきた旧市街の一角である。明治維新後、京都では地元住民が費用を出し合って番組小学校を建てた。龍池小学校はその一つであり、明治2年(1869)に開校した。国が全国的な学校制度を整える前に、京都の町衆が自分たちの地域の子供を教育しようとしたことを示す場所である。
昭和初期には鉄筋コンクリート造の新しい校舎が建てられ、廊下や階段に当時の意匠が取り入れられた。1995年に小学校としての役割を終えた後も建物は残され、マンガミュージアムとして再活用された。現在も講堂・体育館や旧校舎の一部に学校時代の面影がある。だから烏丸御池を歩くときは、マンガの看板だけでなく、地域の人々が造った学校の建築を見てほしい。
意外と知られていない見どころ
- マンガの壁
- 約5万冊を並べた総延長約200メートルの書架。1階は少年向け、2階は少女向け、3階は青年向けが中心となっている。
- 旧龍池小学校の廊下
- 昭和初期の校舎を活用し、きしむ廊下やタイル張りの階段を残している。学校建築そのものが見どころである。
- 芝生広場
- 館内から持ち出したマンガを、敷地内の芝生で寝転がりながら読むことができる。図書館とは違う開放的な読書空間である。
- マンガの歴史展示
- 江戸時代の戯画から現代作品までの資料を通じて、マンガが時代ごとにどのように変化したかを知ることができる。
- 貸本屋から来た本
- マンガの壁の多くは、約20年間営業した大久保ネギシ書店から寄贈された本。町の貸本文化が博物館に受け継がれている。
出典:京都国際マンガミュージアム マンガの壁、京都国際マンガミュージアム 龍池小学校について、京都国際マンガミュージアム よくあるご質問
季節の見どころ
- 春
- 天候のよい日は芝生広場でマンガを読むことができる。
- 夏
- 館内の企画展示やマンガに関するイベントを楽しめる。
- 秋
- 季節ごとの企画展やワークショップが開催される。
- 冬
- 年末年始とメンテナンス期間には休館する。
行く前に知っておくこと
- 入館券は当日の券売機またはオンラインで購入できる。
- マンガの壁の本は館内および敷地内で読むことができるが、館外への貸出は行っていない。
- 所蔵資料約30万点のすべてが開架されているわけではなく、自由閲覧できるのは主に約5万冊である。
- 毎週水曜日が原則休館日で、祝休日の場合は翌日が休館となる。
- 専用駐車場はなく、地下鉄など公共交通機関の利用が案内されている。
近くでいまやっている催し
11/4(水)〜1/13(水) 火〜金11:00〜19:00、土日祝11:00〜18:00
ロッテルダムのStudio SpassとTeam Thursdayによるグラフィックデザイン展。
くわしく見る →
よくある質問
- 京都国際マンガミュージアムはどんな所?
- 京都国際マンガミュージアムは、明治時代に開校した龍池小学校の校舎を利用したマンガの博物館である。約30万点の資料を所蔵し、約5万冊のマンガを自由に手に取って読める。木造の廊下や古い階段など、学校だった時代の建築を残しながら、マンガを研究・保存・公開する文化施設となっている。
- 京都国際マンガミュージアムの拝観・開館時間は?
- 10:00〜17:00、最終入館16:30
- 京都国際マンガミュージアムの休みは?
- 毎週水曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間。臨時変更あり
- 京都国際マンガミュージアムの料金は?
- 大人1,200円、中学生・高校生400円、小学生200円。20名以上の団体は大人960円、中学生・高校生320円、小学生160円。年間パスポートは大人6,000円、中学生・高校生3,600円、小学生1,200円
- 京都国際マンガミュージアムの予約は?
- 個人入館券は当日の券売機またはオンラインで購入可能
- 京都国際マンガミュージアムの行き方は?
- 地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅2番出口から北へ徒歩2分
