京都の展望台・京都駅・東寺
ニデック京都タワーガイド

海のない京都に、灯台を造った。1964年に開業した京都タワーは、町家の瓦屋根を波に見立て、京都の街を照らす灯台をイメージして設計された。地上131メートル、展望室は100メートルの高さにあり、京都の山々と市街地を360度見渡せる。
キョウチカの見立て
京都駅に到着した日に展望室へ上がり、これから巡る東山、北山、西山の方向を確認すると、京都全体の地理がつかみやすい。展望室は30〜45分ほどを見込み、夕方から夜にかけて訪れると、明るい街と夜景の変化を楽しめる。
拝観・行き方
- 拝観・開館時間
- 展望室10:00〜21:00、最終入場20:30。8月16日は10:00〜18:30、最終入場18:00
- 休み
- 年中無休。営業時間変更や臨時休業の場合あり
- 料金
- 展望室一般料金:大人1,000円、高校生800円、小・中学生700円、幼児(3歳以上)300円、3歳未満無料
- 予約
- オンラインチケット販売あり。当日券は京都タワービル1階のチケットカウンターで販売
- 行き方
- JR京都駅から徒歩約2分
- 住所
- 京都府京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
- 最寄り駅
- 京都駅
2026-10-28に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式ページで確かめて。
出典:ニデック京都タワー公式・営業時間と料金、ニデック京都タワー公式、京都府観光連盟・ニデック京都タワー
京都タワーは、なぜ灯台の形をしているのか?
京都タワーは、1964年の東海道新幹線開通と東京オリンピック開催の時代に生まれた。京都駅前に産業・文化・観光の拠点を設ける構想から建設され、1964年12月25日にタワービルが完成し、同月28日に展望室が開業した。設計を担当したのは近代建築家の山田守である。京都駅へ到着する人々を迎える、新しい都の玄関口として計画された。
白くなめらかな塔の形には、京都ならではの発想が込められている。瓦屋根が連なる町並みを海の波に見立て、その上に立つ灯台をイメージしたのである。タワー部分は鉄骨を使わず、円筒形の鋼板をつなぎ合わせるモノコック構造を採用した。地下3階・地上9階のビルの屋上に、約800トンの塔が載るという構成も特徴的である。
開業以来、京都駅前のランドマークとなり、2019年には累計来塔者が3,200万人に達した。2024年4月1日にはニデック京都タワーへ名称が変わった。展望室からは京都の市街地と、それを囲む東山、北山、西山の山並みが見渡せる。伝統的な町並みの中に建つ近代建築でありながら、京都の地形を知るための場所でもある。だから展望室では、眼下の京都駅だけでなく、町を三方から囲む山々を見てほしい。
昔、このあたりは何だった?
京都タワーが建つ前、この場所には京都中央郵便局があった。1953年に郵便局の移転が決まった後、京都駅前に産業・文化・観光の拠点を設ける計画が動き出した。新幹線開通を控えた京都では、駅前が国内外の旅行者を迎える重要な場所になろうとしていた。伝統的な寺社の多い京都の玄関口に、近代的な高層建築を建てるという構想だった。
1964年12月にタワーとビルが完成し、展望室が開業した。京都タワーはビルの屋上に塔が立つ独特の構造で、建築家山田守が設計した。以来、京都駅前は地下街や商業施設が発展し、京都観光の交通拠点として変化してきた。2014年の開業50周年に向けて外壁やエレベーターも改修された。現在の展望室は、駅前が近代化してきた歴史を見下ろす場所でもある。だから窓際に立ったら、京都駅と周囲の街路がどのように広がっているかを見てほしい。
意外と知られていない見どころ
- 海のない町の灯台
- 白い塔は灯台をイメージしたもの。瓦屋根の続く京都の町並みを海の波に見立てるという、独特の設計思想を持つ。
- モノコック構造
- 円筒形の鋼板をつなぎ合わせ、塔の外皮で力を受ける構造。鉄骨を使わない、日本初採用の建築技術である。
- ビルの屋上に立つ塔
- タワー部分だけで約800トンの重さがある。地下3階・地上9階の建物の屋上に立つ構造は、地上から見上げても特徴的である。
- 金と銀のエレベーター
- 2013年の改修で京都の寺院をイメージした金色・銀色のデザインに変更。名所や京都三大祭のシルエットが飾られている。
- 地上100メートルの展望室
- 京都市街と三方の山々を360度眺められる。古都の寺院が山裾に建つ理由や、市街地の広がりを地形から理解できる。
季節の見どころ
- 春
- 展望室から京都市街の桜や春の山並みを眺められる
- 夏
- 8月16日には五山送り火鑑賞に関連する特別営業が行われる。通常の営業時間・料金とは異なる
- 秋
- 京都を囲む山々の紅葉を高所から見渡せる
- 冬
- 1月1日には元旦初のぼりの特別企画が行われる。通常の年間パスポートやセット券とは利用条件が異なる
行く前に知っておくこと
- 当日券は現金、各種クレジットカード、モバイル決済で購入できる。
- 展望室への再入場はできないセット券があるため、購入条件を確認したい。
- 8月16日と1月1日は特別営業があり、通常チケットや年間パスポートに利用制限がある。
- 展望室は車椅子で利用でき、補助犬の同伴も可能。車椅子対応トイレはタワービル内にある。
近くでいまやっている催し
10/31(土)〜12/13(日) 18:00〜21:30
世界遺産・東寺の五重塔と約200本の紅葉をライトアップ。国宝の金堂と重要文化財の講堂も夜間特別拝観できる。21時受付終了、会期中無休。
くわしく見る →
よくある質問
- ニデック京都タワーはどんな所?
- 海のない京都に、灯台を造った。1964年に開業した京都タワーは、町家の瓦屋根を波に見立て、京都の街を照らす灯台をイメージして設計された。地上131メートル、展望室は100メートルの高さにあり、京都の山々と市街地を360度見渡せる。
- ニデック京都タワーの拝観・開館時間は?
- 展望室10:00〜21:00、最終入場20:30。8月16日は10:00〜18:30、最終入場18:00
- ニデック京都タワーの休みは?
- 年中無休。営業時間変更や臨時休業の場合あり
- ニデック京都タワーの料金は?
- 展望室一般料金:大人1,000円、高校生800円、小・中学生700円、幼児(3歳以上)300円、3歳未満無料
- ニデック京都タワーの予約は?
- オンラインチケット販売あり。当日券は京都タワービル1階のチケットカウンターで販売
- ニデック京都タワーの行き方は?
- JR京都駅から徒歩約2分



