
京都の祭り
2026年「紅葉を愛でる特別拝観」
苔庭と紅葉を鑑賞する東福寺塔頭の特別拝観。拝観受付は20:00まで、16:00頃からライトアップ。
- 会期
- 11/14(土)〜12/6(日)
- 時間
- 09:00〜20:30
- 会場
- 天得院
- 住所
- 京都府京都市東山区本町15丁目802
- 最寄り駅
- 東福寺駅
- 料金
- 大人600円、小中学生300円、未就学児無料(保護者同伴)
どんな催し?
日本史を動かした一つの鐘の銘文と、天得院には深い関係がある。東福寺の塔頭である天得院は、豊臣家に仕えた学僧・文英清韓ゆかりの寺院である。清韓が撰文した方広寺の鐘の銘文は、徳川家康の怒りを招いたと伝わる。一方、境内には苔が広がる庭園があり、秋には紅葉との対比が見どころとなる。夕刻からは庭がライトアップされ、昼間とは異なる表情を鑑賞できる。歴史上の政治的対立と、静かな禅寺の庭園が一つの場所に重なる。
見どころ
- 杉苔の緑と紅葉の赤がつくる対比
- 夕刻からの庭園ライトアップ
- 豊臣家に仕えた文英清韓ゆかりの寺院
- 方広寺鐘銘事件と天得院の歴史
- 秋限定の御朱印や抹茶の案内もある
- こんな人に
- 戦国・江戸初期の歴史、日本庭園、夜の紅葉に興味がある人。
行く前に知っておくこと
- 昼間とライトアップの間で参拝者の入替えはない。
- 御朱印は書き置きのみで、別途志納金が必要。
- 抹茶の提供は16:30まで、または無くなり次第終了。
一つの鐘の文字が寺の運命を変えたのか
天得院は1346年から1370年の間に、東福寺の住持・無夢一清によって創建された。東福寺の五塔頭の一つとして栄えたが、後に荒廃し、再興を経験した寺院である。寺の歴史は豊臣家と徳川家の対立にも深く関わる。
1614年、文英清韓が天得院の住持となった。清韓は豊臣秀吉と秀頼に重用された学僧で、秀頼の依頼により方広寺の鐘の銘文を作成した。その文章には「国家安康」「君臣豊楽」という言葉が含まれていた。
徳川家康はその言葉が徳川家を呪うものだとして怒り、天得院は取り壊されたと伝わる。現在の堂宇は1789年に再建されたものであり、寺の建物そのものにも破壊と再興の歴史が刻まれている。
政治的な対立に巻き込まれた過去を持ちながら、現在の境内には苔と紅葉がつくる落ち着いた景色が広がる。だから方広寺の鐘をめぐる歴史を思い浮かべながら、天得院の庭園を見てほしい。
昔、東福寺の塔頭にはどんな歴史があった?
紅葉で知られる東福寺の周囲には、多くの塔頭寺院が集まる。その一つ天得院は、南北朝時代の1346年から1370年の間に、東福寺の住持だった無夢一清によって開かれた。1614年には文英清韓が住持となる。清韓は豊臣秀頼の依頼で方広寺の鐘銘を撰文した人物だ。銘文の「国家安康」「君臣豊楽」が徳川家康の怒りを招き、寺が取り壊されたと伝えられる。現在の堂宇は1789年の再建である。
一方の勝林寺は1550年、高岳令松によって創建された。東福寺の北方を守る位置にあり、毘沙門天を祀ることから「東福寺の毘沙門天」と呼ばれる。本堂は公家の近衛家の大玄関を移したものと伝わる。庭園の静けさとは対照的に、どちらの寺にも武家や公家との深い関係が残っている。
だから天得院と勝林寺を歩くときは、庭の苔や紅葉だけでなく、堂宇の由来や門の位置にも目を向けてほしい。東福寺の塔頭は、禅の修行だけでなく、戦国から江戸へ移る時代の政治とも結びついていたのだ。
よくある質問
- 2026年「紅葉を愛でる特別拝観」はどんな催し?
- 日本史を動かした一つの鐘の銘文と、天得院には深い関係がある。東福寺の塔頭である天得院は、豊臣家に仕えた学僧・文英清韓ゆかりの寺院である。清韓が撰文した方広寺の鐘の銘文は、徳川家康の怒りを招いたと伝わる。一方、境内には苔が広がる庭園があり、秋には紅葉との対比が見どころとなる。夕刻からは庭がライトアップされ、昼間とは異なる表情を鑑賞できる。歴史上の政治的対立と、静かな禅寺の庭園が一つの場所に重なる。
- 2026年「紅葉を愛でる特別拝観」はいつ?
- 2026年11月14日から2026年12月6日までです。
- 2026年「紅葉を愛でる特別拝観」は何時から何時まで?
- 09:00から20:30までです。
- 2026年「紅葉を愛でる特別拝観」の料金は?
- 大人600円、小中学生300円、未就学児無料(保護者同伴)。
- 2026年「紅葉を愛でる特別拝観」の会場と最寄り駅は?
- 天得院(京都府京都市東山区本町15丁目802)。最寄り駅は東福寺駅です。
京都で、ほかにも
10/31(土)〜12/13(日) 18:00〜21:30
世界遺産・東寺の五重塔と約200本の紅葉をライトアップ。国宝の金堂と重要文化財の講堂も夜間特別拝観できる。21時受付終了、会期中無休。
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