
京都の展示
松延総司:壁
線、影、背景、無意識を題材に、日常のものの見え方を問い直す現代美術展。入場自由。
- 会期
- 9/12(土)〜12/20(日)
- 時間
- 10:00〜18:00
- 会場
- 京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル
- 住所
- 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
- 最寄り駅
- 東山駅
- 料金
- 入場無料
どんな催し?
壁紙や輪ゴム、落書きなど身近なものが、現代美術を考える入口になる。美術家・松延総司は、線や影、背景、無意識といった普段は意識しにくい対象を扱ってきた。インスタレーション、立体、ドローイングなどを通して、ものの制作過程や機能、関係性に目を向ける。本展「壁」は、作品を見るという行為そのものを考え直す機会となる。会場は京都ゆかりの新進作家を紹介する「ザ・トライアングル」。日常の空間の見え方を問い直す展示である。
見どころ
- 線、影、背景を扱う松延総司の作品
- 壁紙、輪ゴム、落書きなど日常的なモチーフ
- インスタレーション、立体、ドローイング
- 京都ゆかりの新進作家を紹介する展示空間
- 12月5日には関連トークを予定
- こんな人に
- 現代美術、デザイン、建築、日常の見え方に関心がある人。
行く前に知っておくこと
- 入場自由の展示である。
- 関連トークは展覧会とは別のプログラムとして開催される。
美術館の「壁」は作品なのか、それとも背景なのか
美術館で絵画を見るとき、人は額の中の絵に目を向ける。しかし、その絵を支える壁は通常ほとんど意識されない。松延総司の作品は、このように背景として扱われるものへの注意から始まる。
松延は1988年に熊本県で生まれ、京都嵯峨芸術大学短期大学部で美術を学んだ。インスタレーションや立体、ドローイングを通して、線や影、無意識、背景などを扱っている。壁紙や輪ゴム、落書きといった日常的なものから、制作と鑑賞の前提を問い直してきた。
「ザ・トライアングル」は、京都市京セラ美術館のリニューアルに際して新設された展示スペースである。作家、美術館、鑑賞者を三角形のように結びつけるという考えから名付けられた。
作品の意味は対象そのものだけでなく、それが置かれた空間や鑑賞者との関係によっても変わる。だから展示作品だけでなく、作品を取り囲む壁にも目を向けて見てほしい。
昔、岡崎の美術館街には何があった?
美術館が並ぶ岡崎は、平安時代には天皇や上皇の権力を象徴する巨大寺院の街だった。1077年、白河天皇の発願によって法勝寺が完成する。その後、堀河天皇の尊勝寺、鳥羽天皇の最勝寺、待賢門院の円勝寺などが建てられ、いずれも名前に「勝」の字を持つことから「六勝寺」と呼ばれた。現在の京都市美術館周辺には、円勝寺があったと推定されている。
この土地が再び京都の文化を象徴する場所となったのは明治時代だ。1895年、岡崎で第四回内国勧業博覧会が開かれ、美術館、工業館、農林館などが仮設された。それまで農地も広がっていた岡崎は、産業技術や美術を全国に披露する晴れ舞台へ変貌した。美術館が集まる現在の風景は、平安の宗教都市と明治の近代化という、異なる時代の歴史の上に成り立っている。
だから岡崎の美術館を歩くときは、建物だけでなく、広い道路や公園の空間にも目を向けてほしい。美術の街になるはるか前、ここには天皇たちが建立した寺院が連なっていたのだ。
よくある質問
- 松延総司:壁はどんな催し?
- 壁紙や輪ゴム、落書きなど身近なものが、現代美術を考える入口になる。美術家・松延総司は、線や影、背景、無意識といった普段は意識しにくい対象を扱ってきた。インスタレーション、立体、ドローイングなどを通して、ものの制作過程や機能、関係性に目を向ける。本展「壁」は、作品を見るという行為そのものを考え直す機会となる。会場は京都ゆかりの新進作家を紹介する「ザ・トライアングル」。日常の空間の見え方を問い直す展示である。
- 松延総司:壁はいつ?
- 2026年9月12日から2026年12月20日までです。
- 松延総司:壁は何時から何時まで?
- 10:00から18:00までです。
- 松延総司:壁の料金は?
- 入場無料。
- 松延総司:壁の会場と最寄り駅は?
- 京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)。最寄り駅は東山駅です。
京都で、ほかにも
10/3(土)〜12/6(日) 10:00〜18:00
スタジオジブリ作品を通じて禅の思想に触れる体感型展覧会。10月31日から予約優先制。11月1日以降、一部を除く土日祝日は9:00開館。
くわしく見る →



