京都の祭り
献茶祭
1587年の北野大茶湯にちなむ献茶祭。2026年は裏千家今日庵が奉仕。境内と上七軒に茶席が設けられる。
- 開催日
- 12/1(火)
- 時間
- 本殿の祭典は10:00から約1時間。茶席は9:00~15:00予定。
- 会場
- 北野天満宮
- 住所
- 京都府京都市上京区馬喰町
- 最寄り駅
- 北野白梅町駅
- 料金
- 拝服茶券10,000円
どんな催し?
1587年、豊臣秀吉が北野の地で開いた『北野大茶湯』の記憶を受け継ぐ神事である。北野天満宮の献茶祭では、本殿で茶を神前に供え、境内や上七軒に設けた茶席で参拝者を迎える。献じられるのは11月26日の御茶壺奉献奉告祭で奉納された茶だ。2026年は裏千家今日庵が奉仕する。上七軒では芸舞妓が点てる茶をいただける茶席も設けられる。北野天満宮献茶祭保存会は1888年に発足し、茶道の流派を越えてこの行事を守ってきた。戦国時代の茶会に由来する伝統が、神事と茶席という形で今も続いている。
見どころ
- 豊臣秀吉が1587年に催した北野大茶湯に由来
- 2026年は裏千家今日庵が奉仕
- 11月26日に奉納された茶を神前に献じる
- 上七軒では芸舞妓が点てる茶をいただける
- こんな人に
- 日本の茶道、戦国時代の歴史、京都の花街文化に関心がある人。
- 見て回る時間
- 本殿祭典は約1時間
行く前に知っておくこと
- 茶券は11月上旬から文道会館で販売。
- 当日券は9:00から受付するが、枚数に限りがある。
- 2026年の予定は変更される場合があるため、直前の公式情報を確認すること。
なぜ豊臣秀吉の大茶会が、現代の神事につながっているのか?
1587年10月1日、豊臣秀吉は北野の地で大規模な茶会『北野大茶湯』を開いた。北野天満宮の献茶祭は、この茶会にちなむ行事である。現在も表千家、裏千家、武者小路千家、堀内家、久田家、藪内家の4家元2宗匠が輪番で奉仕している。
北野天満宮が祭るのは平安時代の菅原道真である。947年に道真を祀ったことが神社の始まりとされ、学問の神として信仰を集めてきた。この信仰の場に、戦国時代の豊臣秀吉が催した茶会の記憶が重なった。
1888年1月15日には、献茶祭の保存と流派を越えた親睦のため、北野天満宮献茶祭保存会が発足した。境内の茶室『明月舎』も茶文化の継承に関わる場所である。茶道は茶を飲む作法だけではなく、歴史、信仰、人々の交流と結びついてきた。
だから献茶の儀式だけでなく、境内に残る茶室にも目を向けてほしい。
出典:北野天満宮・献茶祭保存会 (Japanese)、京都市公式・献茶祭 (Japanese)、國學院大學・北野天満宮資料 (Japanese)
平安時代の北野は、なぜ信仰の場所となった?
菅原道真は901年に大宰府へ左遷され、903年に亡くなった。その後、京都では雷などの災害が起こり、道真の霊によるものと考えられた。942年には多治比文子が道真からの神託を受けたと伝えられる。947年、こうした神託を背景に北野で道真を祀ったことが北野天満宮の始まりとされる。
1587年には豊臣秀吉が北野大茶湯を開催した。平安時代の信仰の場所が、戦国時代には茶の湯の歴史にも登場したのである。現在も献茶祭として両方の歴史が重なっている。
だから北野天満宮の境内を歩くときは、菅原道真を祀る社殿と茶室の位置関係を見てほしい。
よくある質問
- 献茶祭はどんな催し?
- 1587年、豊臣秀吉が北野の地で開いた『北野大茶湯』の記憶を受け継ぐ神事である。北野天満宮の献茶祭では、本殿で茶を神前に供え、境内や上七軒に設けた茶席で参拝者を迎える。献じられるのは11月26日の御茶壺奉献奉告祭で奉納された茶だ。2026年は裏千家今日庵が奉仕する。上七軒では芸舞妓が点てる茶をいただける茶席も設けられる。北野天満宮献茶祭保存会は1888年に発足し、茶道の流派を越えてこの行事を守ってきた。戦国時代の茶会に由来する伝統が、神事と茶席という形で今も続いている。
- 献茶祭はいつ?
- 2026年12月1日です。
- 献茶祭は何時から何時まで?
- 本殿の祭典は10:00から約1時間。茶席は9:00~15:00予定。です。
- 献茶祭の料金は?
- 拝服茶券10,000円。
- 献茶祭の会場と最寄り駅は?
- 北野天満宮(京都府京都市上京区馬喰町)。最寄り駅は北野白梅町駅です。
京都で、ほかにも
11/13(金)〜12/6(日) 日没〜20:00(受付は19:40まで)
豊臣秀吉が築いた御土居に約350本の紅葉が広がる。ライトアップは日没から20時まで、19時40分受付終了。北野大茶湯ゆかりのお菓子付き。
くわしく見る →



