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西陣織会館ガイド

西陣織会館
写真:イメージ(Wikimedia Commons。出典はこのサイトについて)

西陣織会館は、京都の高級織物がどのように生まれるかを、職人の実演と自分の手による織り体験で知る施設である。小さな手機で約20センチ×30センチの布を織り、その作品を持ち帰ることができる。西陣織の歴史を紹介する展示や、十二単・舞妓の装い体験も行われている。

キョウチカの見立て

最初に史料展示と職人の実演を見てから手織体験に進むと、布ができる仕組みを理解しやすい。見学は30〜60分程度が目安で、手織体験を加えるならさらに約40分を確保したい。西陣の町歩きや織成舘と組み合わせると、産地の歴史をより深く楽しめる。

拝観・行き方

拝観・開館時間
10月〜3月10:00〜16:00、4月〜9月10:00〜17:00
休み
月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌火曜日)、12月29日〜1月3日
料金
入館無料。手織体験は一般2,750円、学生2,530円。15名以上の団体は一般2,530円、学生2,200円。万華鏡手作り体験1,980円。いずれも税込、2026年10月1日改定料金
予約
手織体験・万華鏡手作り体験・着付体験は要予約。手織体験は前日までに電話・FAX・公式サイトから予約
行き方
地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩約12分。市バス「堀川今出川」下車、徒歩約2分
体験時間
手織体験約40分。万華鏡手作り体験約30分
住所
京都府京都市上京区西堀川通元誓願寺上る竪門前町414
最寄り駅
今出川駅

2026-10-28に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式ページで確かめて。

出典:西陣織工業組合 西陣織会館、西陣織工業組合 体験する、京都市公式 西陣織会館、きょうと修学旅行ナビ 手織体験

ポチ吉のうんちく

なぜ京都の高級織物は『西陣織』と呼ばれるのか?

京都の織物の歴史は、平安京が造られる以前にさかのぼる。5世紀ごろ、大陸から渡来した秦氏が養蚕や絹織物の技術を伝えたとされ、平安遷都後には朝廷が『織部司』という役所を設けた。宮廷で使う綾や錦などの高級織物が作られ、貴族の装束や寺社の調度品を支える産業として発展していった。

転機となったのは応仁の乱(1467〜1477)である。戦乱を避けて京都を離れた織物職人たちは、戦いが終わると都へ戻った。その際、山名宗全が率いた西軍の本陣があった地域に集まり、織物作りを再開した。この土地が『西陣』と呼ばれるようになったことが、西陣織の名前の由来である。技法の名前ではなく、戦国の入口となった内乱の陣地が産地名として残ったのである。

明治時代には佐倉常七らがヨーロッパへ渡り、ジャカード機などの新しい技術を学んだ。西陣は伝統的な手機の技術を守る一方、機械化も取り入れ、帯だけでなく洋装やインテリアにも製品を広げてきた。西陣織会館では完成した布だけでなく、職人の実演や手織体験を通して、その技術の一端に触れられる。だから展示品の模様だけでなく、経糸と緯糸が交わる織機の動きを見てほしい。

出典:西陣織工業組合 西陣の由来、京都府 西陣織、西陣織工業組合 西陣織会館

昔、このあたりは

昔、このあたりは何だった?

現在の西陣一帯は、平安時代には宮廷用の織物を生産する職人たちが暮らす地域だった。朝廷の役所である織部司が高級織物を管理していたが、平安中期以降、官営の工房が衰えると職人たちは自ら生産と販売を行うようになった。大舎人町周辺には織物職人が集まり、宮廷の管理から離れた民間の織物産業が育っていった。

室町時代の応仁の乱では、西軍の陣地がこの地域に置かれた。戦乱の後、戻ってきた職人たちが織物を再興し、江戸時代には西陣に多くの織屋が並んだ。明治時代にはジャカード機などが導入され、町の工房は新しい生産技術を取り入れていった。今も細い通りには織屋建ての建物が残る。だから会館から西陣の町を歩くときは、住宅の間に残る織物産業の建物や町のつくりを見てほしい。

出典:西陣織工業組合 西陣の由来、京都府 西陣織

意外と知られていない見どころ

ミニ手機の手織体験
経糸と緯糸を交差させ、約20センチ×30センチのテーブルセンターを織る。完成した作品は持ち帰れる。
職人の制作実演
西陣織を作る職人の技を実際に見ることができる。完成品では分かりにくい糸の扱い方や織機の動きに注目したい。
西陣織の史料展示
西陣の歴史や製造工程を紹介する資料が常設展示され、宮廷装束から現代の織物までを学べる。
十二単の装い体験
平安貴族の女性の装束を着用する体験。ヘアメイクと記念写真を含む予約制のプログラムである。
西陣織の直販ショップ
帯やネクタイ、ストール、和装小物などを扱う。伝統的な織りの技術が現代の商品にどう使われるかを見られる。

出典:西陣織工業組合 体験する、西陣織工業組合 西陣織会館、京都市公式 西陣織会館

行く前に知っておくこと

  • 2026年10月1日から手織体験などの料金が改定されている。
  • 手織体験の対象は小学5年生以上である。
  • 手織体験は最大50人まで対応し、15人以上には団体料金が設定されている。
  • 英語・中国語に対応できるスタッフがいる場合があるが、日によって不在の場合がある。
  • 入館無料だが、手織や着付などの体験は有料・予約制である。

近くでいまやっている催し

  • 祭り・地域の催し

    史跡御土居のもみじ苑公開・ライトアップ【北野天満宮】

    北野天満宮 史跡御土居のもみじ苑(北野白梅町駅)

    11/13(金)〜12/6(日) 日没〜20:00(受付は19:40まで)

    大人(中学生以上)1,500円、子ども700円、未就学児無料

    豊臣秀吉が築いた御土居に約350本の紅葉が広がる。ライトアップは日没から20時まで、19時40分受付終了。北野大茶湯ゆかりのお菓子付き。

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  • マーケット・市

    天神市【北野天満宮】

    北野天満宮(北野白梅町駅)

    12/25(金) 07:00から(終わりの時刻は主催者に要確認)

    料金は公式ページで確認

    毎月25日に行われる天神市の年内最終回。終い天神と呼ばれ、骨董品や古道具、古着などを扱う露店が並ぶ。

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よくある質問

西陣織会館はどんな所?
西陣織会館は、京都の高級織物がどのように生まれるかを、職人の実演と自分の手による織り体験で知る施設である。小さな手機で約20センチ×30センチの布を織り、その作品を持ち帰ることができる。西陣織の歴史を紹介する展示や、十二単・舞妓の装い体験も行われている。
西陣織会館の拝観・開館時間は?
10月〜3月10:00〜16:00、4月〜9月10:00〜17:00
西陣織会館の休みは?
月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌火曜日)、12月29日〜1月3日
西陣織会館の料金は?
入館無料。手織体験は一般2,750円、学生2,530円。15名以上の団体は一般2,530円、学生2,200円。万華鏡手作り体験1,980円。いずれも税込、2026年10月1日改定料金
西陣織会館の予約は?
手織体験・万華鏡手作り体験・着付体験は要予約。手織体験は前日までに電話・FAX・公式サイトから予約
西陣織会館の行き方は?
地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩約12分。市バス「堀川今出川」下車、徒歩約2分
西陣織会館の体験時間は?
手織体験約40分。万華鏡手作り体験約30分

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