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真宗本廟(東本願寺)ガイド

京都駅から歩いて行ける巨大な寺院で、正式名称は真宗本廟である。世界最大級の木造建築である御影堂には927畳もの畳が敷かれ、宗祖・親鸞の御真影を安置する。1602年に徳川家康から寄進された土地に創立され、全国の門徒に支えられてきた浄土真宗の本山だ。
キョウチカの見立て
御影堂、阿弥陀堂、御影堂門を中心に約30分〜1時間、法話を聞くならさらに時間を取るとよい。京都駅から徒歩で立ち寄れるため、旅の最初や最後にも組み込みやすい。渉成園まで足を延ばすなら、全体で1時間半〜2時間ほどを見込む。
拝観・行き方
- 拝観・開館時間
- 3月〜10月5:50〜17:30。11月〜2月6:20〜16:30
- 料金
- 境内および御影堂・阿弥陀堂の通常参拝は無料
- 予約
- 通常参拝は予約不要
- 行き方
- JR京都駅から徒歩7分。地下鉄五条駅から徒歩5分。市バス烏丸七条から徒歩1分
- 住所
- 京都府京都市下京区烏丸通七条上る
- 最寄り駅
- 京都駅
2026-10-28に公式の案内で確かめた内容。変わることがあるので、行く前に公式ページで確かめて。
出典:東本願寺公式・開門・閉門時間とアクセス、東本願寺公式・東本願寺の歩き方、東本願寺公式・東本願寺について
東本願寺と西本願寺はなぜ二つに分かれたのか?
浄土真宗は鎌倉時代の僧・親鸞の教えを受け継ぐ宗派である。親鸞の死後、門弟たちは墓所に廟堂を設け、その御影を安置して教えを伝えた。室町時代には蓮如が教えを広め、本願寺は大きな宗教勢力へ成長した。しかし戦国時代、織田信長と本願寺の間で長い戦いが起こり、教団は重大な転換期を迎えた。
本願寺の顕如と長男の教如は、信長との和睦をめぐって対立した。のちに本願寺は豊臣秀吉から京都堀川七条の寺地を与えられたが、顕如の死後、教如は秀吉によって退隠させられ、弟の准如が本願寺を継いだ。1602年、徳川家康は教如に京都烏丸六条・七条間の土地を寄進した。教如は新たな本願寺を建立し、これが東本願寺となった。
現在の御影堂と阿弥陀堂は、江戸時代のたび重なる大火で失われた後、1895年に再建されたものである。御影堂には親鸞の御真影が、阿弥陀堂には阿弥陀如来が安置される。全国の門徒の支援によって巨大な堂宇が建て直されてきた歴史は、この寺が多くの人々にとって心の拠り所だったことを物語る。だから御影堂と阿弥陀堂を順に参拝し、二つの堂が担う役割の違いを見てほしい。
昔、京都駅の北側はどんな場所だった?
現在の東本願寺一帯は、平安京では烏丸小路に沿う市街地の一部だった。近世になると本願寺の歴史がこの土地を大きく変える。1602年、徳川家康が教如に烏丸六条・七条間の土地を寄進し、1603年に阿弥陀堂、1604年に御影堂が建立された。大規模な宗教施設が置かれたことで、周辺は浄土真宗の門徒が全国から集まる参詣の拠点となった。
江戸時代から明治時代にかけて、東本願寺は1788年、1823年、1858年、1864年と繰り返し大火に遭った。現在の二つの大堂は1895年に再建されたものであり、明治の京都で大規模な木造建築が実現したことを示す。さらに東側には、1653年に始まる歴代門首の別邸・渉成園があり、寺院の宗教活動とは異なる迎賓や文化交流の役割を担っていた。だから大きな御影堂を見た後は、少し歩いて渉成園の庭園も見てほしい。
意外と知られていない見どころ
- 御影堂の927畳
- 世界最大級の木造建築に927畳が敷かれる壮大な空間。親鸞の教えを多くの人がともに聞く場所として造られている。
- 御影堂門の龍の彫刻
- 1911年に再建された門で、楼上には釈迦如来、阿難尊者、弥勒菩薩を安置する。欄間の龍の彫刻が見どころだが楼上は非公開。
- 阿弥陀堂の金色の空間
- 本尊の阿弥陀如来を安置する堂。内部の金色の装飾は、阿弥陀如来の光がすべての存在に届くという浄土の世界を表す。
- 渉成園(枳殻邸)
- 1653年から整備が始まった東本願寺の別邸。歴代門首の隠居所や迎賓施設として使われ、石川丈山作と伝わる池泉回遊式庭園が残る。
- 境内の法話
- 御影堂では日々法話が行われている。巨大建築を見るだけでなく、寺が現在も教えを聞く場所として機能していることを知る機会となる。
出典:東本願寺公式・東本願寺の歩き方、東本願寺公式・渉成園の歴史と特徴
季節の見どころ
- 春
- 春の法要が行われる。飛地境内の渉成園では春の庭園景観を楽しめる
- 夏
- 早朝から開門し、御影堂と阿弥陀堂で参拝できる
- 秋
- 親鸞の祥月命日を縁とする報恩講が行われる。渉成園では紅葉を楽しめる
- 冬
- 11月〜2月は6:20開門、16:30閉門となる。御影堂・阿弥陀堂は通常参拝できる
行く前に知っておくこと
- 御影堂と阿弥陀堂は通常無料で参拝できる。
- 御影堂では毎日法話が行われている。10:10と13:10の真宗本廟法話が案内されている。
- 御影堂門の楼上は通常非公開。
- 渉成園は本堂のある境内とは離れた別邸であり、開園時間も異なる。
よくある質問
- 真宗本廟(東本願寺)はどんな所?
- 京都駅から歩いて行ける巨大な寺院で、正式名称は真宗本廟である。世界最大級の木造建築である御影堂には927畳もの畳が敷かれ、宗祖・親鸞の御真影を安置する。1602年に徳川家康から寄進された土地に創立され、全国の門徒に支えられてきた浄土真宗の本山だ。
- 真宗本廟(東本願寺)の拝観・開館時間は?
- 3月〜10月5:50〜17:30。11月〜2月6:20〜16:30
- 真宗本廟(東本願寺)の料金は?
- 境内および御影堂・阿弥陀堂の通常参拝は無料
- 真宗本廟(東本願寺)の予約は?
- 通常参拝は予約不要
- 真宗本廟(東本願寺)の行き方は?
- JR京都駅から徒歩7分。地下鉄五条駅から徒歩5分。市バス烏丸七条から徒歩1分