京都の祭り
秋の特別拝観【東福寺塔頭 勝林寺】
東福寺の鬼門を守護する本尊・毘沙門天立像を特別公開。近衛家から移築した本堂や紅葉も見どころ。
- 会期
- 11/14(土)〜12/6(日)
- 時間
- 10:00〜16:00
- 会場
- 東福寺塔頭 勝林寺
- 住所
- 京都府京都市東山区本町15-795
- 最寄り駅
- 東福寺駅
- 料金
- 800円
どんな催し?
東福寺の鬼門を守護してきた秘仏が、秋に特別公開される。勝林寺は「東福寺の毘沙門天」とも呼ばれ、本尊の毘沙門天立像は平安時代の作とされる。仏像は東福寺の北方と仏法を守る存在として祀られてきた。境内の本堂は、公家の名門・近衛家の大玄関を移築した建物である。特別拝観では、紅葉が彩る境内や和傘の装飾とともに寺の歴史に触れられる。京都の寺院が担ってきた方角の守護と仏像信仰を知る機会となる。
見どころ
- 平安時代の作とされる秘仏・毘沙門天立像
- 東福寺の鬼門を守る寺院としての役割
- 公家の近衛家から移築された本堂
- 紅葉と和傘が彩る境内
- こんな人に
- 仏像、日本の寺院建築、京都の歴史、紅葉に関心がある人。
行く前に知っておくこと
- 本尊・毘沙門天立像の特別御開帳が行われる。
- JR・京阪の東福寺駅から徒歩でアクセスできる。
なぜ毘沙門天は東福寺の北方を守るのか
勝林寺は東福寺の塔頭寺院の一つで、本尊として毘沙門天を祀る。毘沙門天は仏教で北方を守護する神とされる。勝林寺は東福寺の鬼門に位置し、寺域と仏法を守護する役割を担ってきた。
本尊の毘沙門天立像は平安時代の作とされ、普段は公開されない秘仏である。秋の特別拝観は、この仏像を拝む機会となる。仏像の姿だけでなく、守護のために祀られたという由緒にも注目したい。
現在の本堂にも特徴がある。京都の公家の名門・近衛家の大玄関を移築した建物である。寺の空間に公家屋敷の建築が受け継がれていることは、京都の建築文化のつながりを示している。
秋には紅葉と和傘が境内を彩るが、その奥には方角の守護を重んじた仏教の思想がある。だから紅葉だけでなく、東福寺を守る存在として祀られた毘沙門天立像を見てほしい。
昔、泉涌寺の坂道では何を焼いていた?
東福寺から泉涌寺へ続く坂道には、京焼・清水焼の窯元が点在する。この地域の焼き物文化をたどると、清水寺周辺や五条坂で発達した陶業に行き着く。江戸時代、京都では野々村仁清や尾形乾山などの陶工が活躍し、華やかな色絵や茶器、食器が生み出された。五条坂には焼き物を扱う問屋も集まり、京都で作られた器が各地へ流通していった。
大正時代になると、五条坂や清水周辺の窯元の一部が、土地の狭さなどを理由に南方の泉涌寺周辺へ移ってきた。以来、この地域は清水焼の生産地として発展した。現在も約30軒の窯元が活動し、作陶を続けている。1975年には技術の発展や普及を目的とした京都青窯会会館も設けられた。紅葉の寺院街であると同時に、職人の仕事場でもあるのだ。
だから東福寺から泉涌寺へ歩くときは、寺の門だけでなく、窯元の看板や工房の建物、並べられた器を見てほしい。この坂道には、焼き物をつくる暮らしが今も続いている。
出典:京都陶磁器卸商業協同組合「京焼・清水焼の歴史」、京都市ミュージアム検索サイト「京都青窯会会館」、そうだ 京都、行こう。「東福寺~泉涌寺 窯元もみじまつり」
よくある質問
- 秋の特別拝観【東福寺塔頭 勝林寺】はどんな催し?
- 東福寺の鬼門を守護してきた秘仏が、秋に特別公開される。勝林寺は「東福寺の毘沙門天」とも呼ばれ、本尊の毘沙門天立像は平安時代の作とされる。仏像は東福寺の北方と仏法を守る存在として祀られてきた。境内の本堂は、公家の名門・近衛家の大玄関を移築した建物である。特別拝観では、紅葉が彩る境内や和傘の装飾とともに寺の歴史に触れられる。京都の寺院が担ってきた方角の守護と仏像信仰を知る機会となる。
- 秋の特別拝観【東福寺塔頭 勝林寺】はいつ?
- 2026年11月14日から2026年12月6日までです。
- 秋の特別拝観【東福寺塔頭 勝林寺】は何時から何時まで?
- 10:00から16:00までです。
- 秋の特別拝観【東福寺塔頭 勝林寺】の料金は?
- 800円。
- 秋の特別拝観【東福寺塔頭 勝林寺】の会場と最寄り駅は?
- 東福寺塔頭 勝林寺(京都府京都市東山区本町15-795)。最寄り駅は東福寺駅です。