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京都の展示

ミリアム・カーン展覧会「STILL LEBEN」

展覧会は入館無料。特別呈茶は別料金で予約制。

会期
11/6(金)〜11/15(日)
時間
10:00〜17:00
会場
有斐斎弘道館
住所
京都府京都市上京区上長者町通新町東入元土御門町524-1
最寄り駅
丸太町駅
料金
展覧会入館無料。特別呈茶¥2,000(税込・要予約)

どんな催し?

スイスの美術家ミリアム・カーンが、京都の歴史ある文化施設・有斐斎弘道館で展覧会を開く。題名は「STILL LEBEN」。ドイツ語の静物画を意味する言葉であると同時に、「静かな生」を連想させる表現でもある。腕時計、ハンドバッグ、傘、ベッド、鍋など、今回の作品に登場するのは暮らしの中にある身近な物だ。人間の身体が描かれていない場面にも、それらを使う人や日々の労働の存在が感じられる。展示は主に近作の絵画・ドローイング15点と、過去に制作されたノート3冊で構成される。会場は江戸時代の学問所の跡地に建つ歴史的な建物。希望者には別料金・予約制で特別な菓子と抹茶を味わう呈茶も用意される。京都の文化空間で、現代社会と人間の生活を見つめ直す展覧会である。

見どころ

  • 近作を中心とする15点とノート3冊を展示
  • 腕時計や傘など日常の物が題材
  • 身体と家事労働の関係を問い直す表現
  • 歴史的建築の中で現代美術を鑑賞
こんな人に
現代美術が好きな人、ジェンダーや社会問題に関心がある人、京都の歴史的建築を訪れたい人
見て回る時間
鑑賞時間は自由。所要時間の指定なし。

行く前に知っておくこと

  • ミリアム・カーンはスイス・バーゼル出身の美術家。
  • 作品には家事労働や日常の身体的行為に対する関心が表れている。
  • 「Stillleben」はドイツ語で静物画を意味する。
  • 特別呈茶では展覧会のためにあつらえた菓子と抹茶が提供される。

出典:有斐斎弘道館 ミリアム・カーン展覧会公式案内

ポチ吉のうんちく

人物を描かずに、人間の存在を描く

腕時計、開いたハンドバッグ、傘、ベッド、鍋。ミリアム・カーンが近年の作品で目を向けるのは、暮らしの中にあるありふれた物である。人の身体が描かれていなくても、その存在は消えていない。物を持ち、使い、片付ける動作の中に、身体の記憶が残っている。

カーンはスイス出身の美術家で、ジェンダーに基づく暴力や移民問題、武力紛争などを主題としてきた。今回の展覧会は、その関心が日常の物へ向けられた近年の制作を紹介する。絵画やドローイングのほか、過去のノートも展示され、描くという身体的な行為を継続してきた作家の姿勢を伝える。

公式解説では、洗濯や料理、片付けなどの家事労働にも言及されている。身近な道具は、単に労働を象徴しているのではない。それ自体が日々の労働に使われる存在である。普通の静物画とは異なる視点から、生活と身体の関係を考えさせる。

会場の有斐斎弘道館は、江戸時代の学問所の跡地に建つ文化施設だ。比較的小さな作品に近づき、一点ずつ見つめることができる。歴史ある京都の建物と、現代社会を見つめる美術作品が、静かな対話を生む。

出典:有斐斎弘道館 展覧会公式解説 (Japanese and English)

昔、このあたりは

昔、ここは京都の学問と芸術が集まる場所だった

有斐斎弘道館の歴史は、江戸時代の儒者・皆川淇園にさかのぼる。1734年に生まれた淇園は、独自の学問を追究した京都の学者である。1806年、この地に学問所「弘道館」を開き、多くの門弟を指導した。

淇園は儒学だけでなく詩文や書画にも通じ、学問と芸術を結びつけた人物だった。弘道館は知識を学ぶだけでなく、文化人が交流する場としての役割も持った。現在の建物と庭園は、そうした歴史を受け継ぐ文化施設として保存・活用されている。

だから弘道館を歩くときは、入口付近の史跡を示す石標や、建物と庭園の配置を見てほしい。現代美術を展示する場所の足元には、京都の学問と文化を育てた人々の記憶が残っている。

出典:有斐斎弘道館 公式サイト (Japanese)

よくある質問

ミリアム・カーン展覧会「STILL LEBEN」はどんな催し?
スイスの美術家ミリアム・カーンが、京都の歴史ある文化施設・有斐斎弘道館で展覧会を開く。題名は「STILL LEBEN」。ドイツ語の静物画を意味する言葉であると同時に、「静かな生」を連想させる表現でもある。腕時計、ハンドバッグ、傘、ベッド、鍋など、今回の作品に登場するのは暮らしの中にある身近な物だ。人間の身体が描かれていない場面にも、それらを使う人や日々の労働の存在が感じられる。展示は主に近作の絵画・ドローイング15点と、過去に制作されたノート3冊で構成される。会場は江戸時代の学問所の跡地に建つ歴史的な建物。希望者には別料金・予約制で特別な菓子と抹茶を味わう呈茶も用意される。京都の文化空間で、現代社会と人間の生活を見つめ直す展覧会である。
ミリアム・カーン展覧会「STILL LEBEN」はいつ?
2026年11月6日から2026年11月15日までです。
ミリアム・カーン展覧会「STILL LEBEN」は何時から何時まで?
10:00から17:00までです。
ミリアム・カーン展覧会「STILL LEBEN」の料金は?
展覧会入館無料。特別呈茶¥2,000(税込・要予約)。
ミリアム・カーン展覧会「STILL LEBEN」の会場と最寄り駅は?
有斐斎弘道館(京都府京都市上京区上長者町通新町東入元土御門町524-1)。最寄り駅は丸太町駅です。

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